この記事は短編小説になります。
前回の記事はこちらです。


ふー・・・ふー・・・!

おねーちゃん、何してるの?
天気のいい日。
この日はとても過ごしやすくて快適だった。
春の日差しが暖かい公園に、
うさぎの「うさ」とぶたの「ぶー」は遊びに来ていた。
どうやらうさは何かの運動をしているようだった。
ぶーはうさを不思議そうに見ていた。


「すくわっと」をしてるんだよー

すくわっとー?

ぶーもやってみるんだよー
きついんだよー!

分かったんだよー
ぶーはそういうと、うさの真似をし始めた。
しかし、ヒザを曲げたところで、ぶーはそのまま後ろに
「こてんっ」と転がってしまった。

ぶー!だいじょうぶー?

だいじょうぶなんだよー
ぶーは起き上がって、また「すくわっと」に挑戦してみる。
しかし。
また「こてんっ」と後ろに転がってしまった。

むずかしいんだよー

最初はうまくいかないんだよー。
慣れたらできるようになるんだよー。
そして、後ろに転がらないようにうさはぶーの背中を支えてあげることにした。

いー・・・ち・・・!

にー・・・い・・・!
ぶーはうさの支えがあって何とか2回のスクワットに成功した。

で、できたんだよー!

すごいんだよ、ぶー!
これで足腰をきたえるんだよー!

ふっ・・ふっ・・ふっ
何者かがリズム良く公園の木陰で「すくわっと」をしていた。
その男はリズム良く、
無駄のない動きで回数をこなしていた。


ふっ・・ふっ・・ふっ

な、なんてキレイなフォームなんだよー

しかも早いんだよー
うさとぶーは遠目からその男の「すくわっと」に見惚れていた。
男の「すくわっと」はペースを落とすことなく続いている。

あの人にみたいに「すくわっと」できるようになりたいんだよー
「弟子入り」するんだよー!

でしいりー!
うさとぶーは男に弟子入りすべく、
「てちてち」とスクワット男に近付いた。

ん?きみたちは・・・
スクワット男は「てちてち」と近付いてきた
うさとぶーに気が付いた。

うさとぶーに「すくわっと」を教えてほしいんだよー!

おしえてほしいんだよー
うさとぶーはスクワット男にお願いしてみた。
男はスクワットを止めて、答えた。

いいだろう!
ではまず、足の幅を肩幅よりやや広めに広げるんだ!!
男はうさとぶーのお願いに即答した。
男はめちゃくちゃ、やる気みたいだった。

わかったんだよー

わかったんだよー
うさとぶーは男の言うとおりに「すくわっと」を始めた。
・・・

・・・5分後・・・

ぜー・・・ぜー・・・も、もうたてないんだよー・・・

た・・・たてない・・・んだよ・・・

なかなか根性あるな!
良いたんぱく質だ!!

あ、ありがとう・・・なんだよー・・・

・・・
もはやぶーは喋ることすら厳しいほど疲労していた。
うさも立ち上がることができずに横になりながら答えていた。

オレの名前は「マッチョ」だ!
よろしくな!
きみたちの名前はなんというんだ?

うさは・・・
うさなんだよー

ぶーなんだよー・・・

なるほど!
うさ君とぶー君か!
よろしくな!!
マッチョはそう言うと、その場でまた「スクワット」を始めた。
そしてスクワットをしながら、マッチョはスクワットについて語り始めた。

スクワットというのは!
ふっ・・
キングオブエクササイズと言われていて、
ふっ・・
下半身全体を・・・
ふっ・・
鍛えることができるのだ!!

そ・・・そうなんだ、なんだよー・・・

そうなんだー・・・
うさとぶーは少しづつ回復してきたようで、
立ち上がれるようになってきたようだった。

うむ。
筋肉の超回復だな!
もう一回スクワットをやるんだ!

え、ええー!

も、もうできないんだよー

うむ!
例え、1回でも良いから、やるんだ!
「限界」を超えるんだ!
そうすることで「筋肉」が付く!
壁を越えなければ成長できないぞ!
マッチョはうさとぶーにそう言うと、うさとぶーは再び、
スクワットの基本姿勢をとった。

わかったんだよ・・・限界をこえるんだよー!

ぶーもー!
うさとぶーはマッチョに言われてやる気になったようだった。

そうだ!
その意気だ!
それからうさとぶーは時間を掛けて1回・・・
そしてまた1回・・・と
スクワットをした。

taka家・・・
あたりはもう暗くなっていた。

もう6時か・・・。
うさとぶーはどこいっちゃったんだろう・・・
6時になっても帰ってこないうさとぶーにわたしは心配になってしまっていた。
3時くらいにウォーキングしてくる、といって外に出て行った。
いつもだったら1時間もすれば帰ってくるんだけど・・・

ちょっと探しに行こうかな・・・
わたしは外に出る準備をし始めた。
ピンポーン・・・
玄関のチャイムが鳴った。

あれ?帰ってきたかな?!


はーい!
わたしは玄関の扉を開けた。
そこには知らない大きな男が立っていた。

え、えーっと・・・どなたですか?

オレはマッチョです。
大男は答えた。
大男は自分の名を名乗ったのか、
自分がマッチョであることをわざわざ教えてくれたのか、
どっちだか分からなかった。

は、はあ・・・なんの御用でしょうか・・・?

2人を連れてきました!
まっちょはそう言うと担いでいた物体を下ろした。
その物体は・・・
うさとぶーだった。

うさ!、ぶー!

2人は・・・良く戦いました。
戦士には休息が必要です。
良く休ませてあげてください!

は、はあ・・・

では!!

あ、それと、起きたらすぐに
「たんぱく質」を摂らせてあげてください!
では!
マッチョはそう言うと去っていった。
・・・

あれ・・・どっかで会ったことあるような・・・
気のせいかな??
以前、助けてもらったことがあるような気がする。

うさとぶーは気持ちよさそうに
すやすやと眠っている。
まあ・・・
2人が無事に帰ってきたから、
とりあえず安心した。
何があったのかは起きてから聞いてみることにしよう。
・・・

つづく
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ダイエット方法についての補足や注意事項
・一日の摂取カロリーを1500カロリー以内に抑える(週に一回は2000以内ならば超えてもOK)
・起きたらストレッチをする(むくみ、血行改善で代謝を上げる)
・一日の歩数を8000歩目指す(脂肪燃焼効果)
・睡眠はなるべく8時間を確保する(代謝を良くしてストレスを溜めない)
・ダンベル(ダイソーで500円×2個購入)でちょっとの筋トレ。回数などは決めずに気が向いたら。
これらを習慣的におこない、普段の食事もなるべく食材を固定して考えないで食べられるようにしました。
特に重要なのは摂取カロリーを消費カロリー以内に抑えること。これが守られないとわたしの経験上痩せられません。
身長や一日の活動量によりカロリー摂取量は変動します。場合によっては健康を害しますのでご注意下さい!
本サイトの情報だけに捕らわれず、自身で確認したうえで適切なカロリー摂取量を守るように心掛けてください。
我慢しないで美味しく楽しく食べることがココロとカラダの健康につながると考えています。
ダイエットは辛かったり苦しいと継続できなかったり、諦めたりしてしまいます。
食べるものを少しづつ、カラダの事を考えたものに置き換えること、そしてそれらを習慣化することでダイエットだと意識しなくても
自然と痩せていき、健康的な生活習慣となります。
ダイエットに必要なものは「我慢」ではなく
知識と計画、ツールに環境、そしてマインドセットです。
完璧主義にならずに少しづつ自身の変化を楽しみ、決して、他人と比較したりしないでください。
近道はありませんので自分のペースで続けることが大切です。
みなさんといっしょに楽しくダイエットに励めたら、と思っています。
少しでも参考になればうれしいです!今回もさいごまで読んでいただき、ありがとうございました!!

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