
糖質制限ダイエットするんだよ

糖質制限するんだよーお米を我慢するんだよー

どうしたの、急に?
うさ、お米大好きでしょ?

糖質摂ると血糖値が上がって太るんだよ

血管がスパイクするんだよ

なんだか情報が偏っているような気がするけど・・・
ぶーも大好きなトンカツと一緒にお米食べたいでしょ。

うー

うー

お米食べたいんだよー・・・
うさもお米食べたいんだよー

ダイエットと聞くと、「糖質制限」という言葉を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。確かに、過剰な糖質摂取は体重増加の一因となりますが、極端な糖質制限は体調不良やリバウンドの原因にもなりかねません。
この記事では、闇雲に糖質をカットするのではなく、糖質の役割を正しく理解し、賢く付き合うための知識を深めていきます。具体的には、ダイエット成功の鍵を握る「PFCバランス」の考え方から、糖質の主成分である「炭水化物」の正しい選び方、そしてダイエットの強力な味方となる「食物繊維」の驚くべき効果まで、体系的に解説していきます。
1. ダイエットの土台となる「PFCバランス」を理解する
ダイエットを成功させるためには、カロリーだけを気にするのではなく、何を食べるか、つまり栄養素のバランスを意識することが非常に重要です。その指標となるのが、三大栄養素である「P」rotein(タンパク質)、「F」at(脂質)、「C」arbohydrate(炭水化物)の頭文字をとった「PFCバランス」です。
なぜPFCバランスが重要なのか?
PFCバランスが崩れると、以下のような問題が起こりやすくなります。
- 極端な脂質カットによる体調不良: 脂質は細胞膜の構成やホルモン生成に不可欠です。不足すると肌荒れやホルモンバランスの乱れにつながります。
- タンパク質不足による筋肉量の減少: 筋肉は基礎代謝を上げる最も重要な組織です。タンパク質が不足すると筋肉が分解され、痩せにくく太りやすい体質になってしまいます。
- 過剰な糖質摂取による体脂肪の蓄積: 摂取した糖質はエネルギーとして消費されますが、余った分はグリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄えられ、さらに余ると中性脂肪として体脂肪に変わってしまいます。
ダイエットに最適なPFCバランスとは?
一般的な成人における理想的なPFCバランスは、以下の通りとされています。
- タンパク質(P): 13~20%
- 脂質(F): 20~30%
- 炭水化物(C): 50~65%
しかし、これはあくまで目安です。ダイエットやトレーニングの目的によって、バランスを調整する必要があります。
【ダイエット中のPFCバランスの考え方】
- タンパク質(P): 筋肉を維持・増強するために、やや多めに設定するのが一般的です。体重1kgあたり1.5~2.0gを目安に摂取すると良いでしょう。
- 脂質(F): 身体の機能を維持するため、極端なカットは避け、適量を摂取します。良質な脂質(アボカド、ナッツ、魚油など)を意識して摂るのがポイントです。
- 炭水化物(C): 全体のカロリー摂取量を抑えつつ、活動に必要なエネルギーを確保するために、適切な量を設定します。ただし、単に量を減らすだけでなく、種類を意識することが重要です。
PFCバランスについて詳細はこちらの記事になります。

2. 糖質=悪ではない!賢く付き合う「炭水化物」の選び方
「炭水化物」は、体内で消化されてブドウ糖となり、脳や身体を動かす主要なエネルギー源となります。炭水化物を完全にカットしてしまうと、集中力の低下や倦怠感、筋肉の分解などを引き起こす可能性があります。
重要なのは、「何を」「どれだけ」食べるかです。炭水化物は、大きく「単純炭水化物」と「複合炭水化物」に分けられます。
単純炭水化物(精製された糖質) ※できれば避けよう!
- 特徴: 砂糖、白米、小麦粉、清涼飲料水など。吸収が速く、血糖値を急激に上昇させます。
- ダイエットへの影響: 血糖値の急上昇は、インスリンというホルモンの分泌を促します。インスリンは余分なブドウ糖を脂肪として蓄える働きがあるため、過剰な摂取は体脂肪増加の直接的な原因となります。また、血糖値が急降下すると空腹感を感じやすくなり、間食につながる悪循環を生み出します。
複合炭水化物(未精製の糖質) ※こっちを積極的に食べよう!
- 特徴: 玄米、全粒粉パン、そば、さつまいも、豆類など。食物繊維を豊富に含み、消化・吸収が緩やかです。
- ダイエットへの影響: 血糖値の上昇が緩やかなため、インスリンの過剰分泌を抑えることができます。これにより、脂肪の蓄積を防ぎ、満腹感が持続しやすくなります。

同じお米でも、お米が精製される前の玄米を食べた方が良いんだねー
【実践!炭水化物選びの注意点】
- 「精製された」ものを避ける: 白米を玄米に、食パンを全粒粉パンに、うどんをそばに変えるなど、主食を置き換えるだけで大きな効果があります。
- 摂取のタイミングを意識する: 朝食や昼食など、活動量の多い時間帯に炭水化物を摂取し、夕食は控えめにするのが理想的です。特に運動前後は、エネルギー源として炭水化物をしっかり摂ることで、パフォーマンス向上や筋肉の分解抑制につながります。
- 「量」を把握する: 一食あたりの主食の量を計る、手のひら分を目安にするなど、適量を意識することが大切です。

3. ダイエットの強力な味方!「食物繊維」の驚くべき効果
食物繊維は、かつて「食べ物のカス」と考えられていましたが、今では健康維持に不可欠な栄養素として、特にダイエットにおいては非常に重要な役割を担っています。食物繊維は、炭水化物の一部ですが、消化・吸収されずに大腸まで届くのが特徴です。
食物繊維がダイエットに効果的な理由
- 満腹感の持続: 食物繊維は胃や腸の中で水分を吸収して膨らむため、少量でも満腹感を得やすく、食べ過ぎを防ぐ効果があります。
- 血糖値の急上昇を抑制: 食物繊維は、糖質の吸収を緩やかにする働きがあります。これにより、血糖値の急上昇を防ぎ、インスリンの過剰分泌を抑制して脂肪の蓄積を防ぎます。
- 便秘解消: 食物繊維は便の量を増やし、腸の動きを活発にするため、便通を促します。便秘が解消されることで、代謝が上がり、お腹周りもすっきりします。
- 腸内環境の改善: 水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えます。腸内環境が良好になると、ビタミンB群の生成や免疫力向上など、身体全体の健康につながります。

しっかり食べることで便秘改善につながることもあるよ
わたしの失敗談を書いた記事は下からどうぞ!

食物繊維の種類と摂り方
食物繊維には、大きく分けて「水溶性」と「不溶性」の2種類があります。どちらか一方だけでなく、バランス良く摂取することが大切です。
- 水溶性食物繊維:
- 特徴: 水に溶けてドロドロのジェル状になります。糖質の吸収を緩やかにし、コレステロールを吸着して排出する働きがあります。
- 多く含む食品: 昆布、わかめなどの海藻類、こんにゃく、果物(アボカド、りんごなど)、大麦、里芋など。
- 不溶性食物繊維:
- 特徴: 水に溶けず、便のカサを増やして腸を刺激し、便通を促します。
- 多く含む食品: きのこ類、根菜類、豆類、玄米、全粒粉、ごぼう、きのこ類など。
【実践!食物繊維摂取の注意点】
- 様々な食品から摂る: 一つの食品に偏らず、野菜、きのこ、海藻、豆類など、様々な食品を組み合わせることで、水溶性・不溶性両方の食物繊維をバランス良く摂取できます。
- 水分も一緒に: 食物繊維を多く摂取する際は、水分も一緒に摂ることが重要です。水分が不足すると、便が硬くなり、かえって便秘を引き起こす可能性があります。
- 食べ方を工夫する: 食物繊維を多く含む野菜やきのこを最初に食べると、血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます。(ベジタブルファースト)
4. 糖質との賢い付き合い方:健康とダイエットを両立する
1. 血糖値の急上昇を抑える「複合糖質」の活用
白いご飯や白いパンなどの「単純糖質」は血糖値を急激に上げますが、玄米や全粒粉パン、そば、オートミールなどの「複合糖質」は、食物繊維が豊富で消化吸収が穏やかなため、血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。主食をこれらの食品に置き換えるだけでも、大きな効果が期待できます。
2. 食物繊維を積極的に摂る
野菜、海藻、きのこ類に豊富な食物繊維は、糖質の吸収を遅らせ、血糖値の急上昇を抑える働きがあります。食事の際は、まず野菜や海藻を食べる「ベジファースト」を心がけましょう。
3. 食べる順番と組み合わせを意識する
同じ量の糖質を摂るにしても、食べる順番や組み合わせによって血糖値の上がり方は変わります。例えば、糖質の前にタンパク質や脂質を摂ることで、胃の通過を遅らせ、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。
4. 少量ずつ、こまめに摂る
一度に大量の糖質を摂取するのではなく、少量ずつこまめに摂ることで、血糖値の急上昇を抑えることができます。間食には、ナッツやチーズなど、血糖値に影響を与えにくい食品を選ぶのがおすすめです。
ダイエット成功法その3:糖質を味方にしよう!:まとめ!

糖質はきちんと摂った方が良いんだねー

ぶーも白米から玄米に変えるんだよー

そうだね、炭水化物、糖質を悪者にするんじゃなくて味方につけて健康のお手伝いをしてもらおうね!
- PFCバランスは、ダイエットの成功を左右する土台である。
- 炭水化物は、極端にカットするのではなく、種類(複合炭水化物)とタイミングを意識して賢く摂取する。
- 食物繊維は、満腹感、血糖値抑制、便秘解消など、ダイエットに不可欠な強力な味方である。
ダイエットは、我慢の連続ではありません。これらの知識を活かし、身体に必要な栄養素をバランス良く摂取することで、健康的かつ持続可能なダイエットを実現できます。
今日から、白米を玄米に置き換えたり、食事の最初にサラダやきのこを食べる「ベジタブルファースト」を試してみるなど、小さなことから始めてみましょう。糖質を恐れるのではなく、正しい知識を身につけて、あなたのダイエットを成功させてください。

うさは焼き芋大好きなんだよー!
以上、ダイエット成功法その3:糖質を味方にしよう!でした!
今回もうさとぶーがしっかりダイエットについて沢山お勉強できたみたいですね!
我慢しないで美味しく楽しく食べることがココロとカラダの健康につながると考えています。
ダイエットは辛かったり苦しいと継続できなかったり、諦めたりしてしまいます。
食べるものを少しづつ、カラダの事を考えたものに置き換えること、そしてそれらを習慣化することでダイエットだと意識しなくても
自然と痩せていき、健康的な生活習慣となります。
みなさんといっしょに楽しくダイエットに励めたら、と思っています。
少しでも参考になればうれしいです!今回もさいごまで読んでいただき、ありがとうございました!!
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うさもプロテイン飲んで筋トレ頑張るんだよー!
— うさ@うさとぶーのダイエット (@taka_usa_boo) August 10, 2025
みんな、頑張ってるから、スゴク頑張れるんだよー!#ダイエット #減量 #腸活 #筋トレ pic.twitter.com/k1BhaXX8mi