短編小説 第24話。
前回のおはなしはこちらになります。
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旦那はケチだ。
とにかくお金をなるべく使わないように安く、安く済ませようとする。
そんな旦那がドライブに行こうと言う。

うさ、ぶー。今日はドライブ行くって。

どこ行くのー?

ドライブー!
どこに行くのか、と旦那に聞くと、
海の方に行く。
と、言うので今日のドライブは海を目指すことになった。
海無し県に在住のわたしたち。
旦那は海でも恋しくなったのだろうか。

今日は天気が良いから気持ちいいぞー!

わーい、ドライブー!

ドライブー!
そんな訳でクルマは走り出した。
市街地は渋滞していて、なかなかクルマは進まなかった。
それでも車内では好きな音楽をかけたり、ドラマを観たりして退屈では無かった。
タブレットに事前にダウンロードしておき、外出先でもドラマや映画を楽しめるようにしてある。
トロトロと進むクルマの流れに嫌な気持ちは無く、むしろこれからどんな景色があるんだろうと楽しみな時間だった。
少し市街地を抜けたところでコンビニに寄ることにした。
ちょっとつまめるお菓子と飲み物を買おうということになったのだ。

ちょっと買ったらすぐ出発するぞー。
トイレを済ませたところで、うさとぶーがお弁当コーナーの前に立っていた。
うさとぶーは目をキラキラさせている。

どうしたの?

これ、見たことないんだよー!

買ってほしいんだよー!
お弁当コーナーにあったものはコンビニオリジナルの新発売の「スーパー幕の内スペシャル弁当」、というものだった。
うさが、そのお弁当を手に取ると。
旦那が後ろからぬっと現れた。

それは・・・買わないぞ。
うさが持っていた「スーパー幕の内スペシャル弁当」を旦那は取り上げて売り場に戻した。

だめなのー?

今日はドライブが目的でこのコンビニに寄ったのはお菓子と飲み物を買いにきたんだ。
買ったら出発するぞ。

別にそれぐらいいいじゃない。

買ってなんだよー

ダメだ

ケチなんだよー!

ケチー!

ほら、うさとぶーが拗ねちゃうじゃない。

我慢するんだ。
うさとぶーはしょんぼりしながらコンビニを後にした。
クルマに戻って飲み物を一口飲んだ旦那は、再びクルマを走らせた。
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わたしはお菓子の袋を開けてしょんぼりしていた、うさとぶーにお菓子をあげると嬉しそうにお菓子を食べ始めた。
新発売のじゃがりこのわさび味、というものだった。
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じゃがりこは堅めの食感でドライブ中の眠気覚ましにも良い。

これ、すごくおいしー!

おいしー!

良かったね、美味しいね。
うさとぶーはお菓子を食べて、しばらくすると元気になっていた。
クルマはようやくバイパス通りに出ると一気に移動速度をあげて行った。
市街地から高速に乗れば、2時間で同じところに行けたけど、一般道で来たため気が付くと4時間は掛かっていた。
移動している時間が楽しいんだ、と旦那は言った。
わたしは心の中でケチなだけじゃないのか・・・と思っていた。
海に近付いてきた頃には時計はお昼の12時を過ぎていた。

おなかすいたんだよー

すいたー

そうだな、そろそろメシにするかー
特にご飯は決めていなかったからスマホで検索してみることにした。すると。

近くで美味しい海鮮丼屋さんがあるみたいだよ!

よし、そこにしよう。
わたしたちは海鮮丼屋さんに向かった。
しかし・・・。
海鮮丼屋さんの前には沢山の人が並んでいた。
20人は並んでいるだろうか。

どうする?・・・並ぶ?
時計を見ると15時近くになっていた。
これから並んでも1時間以上は掛かるだろう・・・。

おなかすいたんだよー

おなかすいたー

そうだなー・・・
旦那は周りを見渡していた。
すると、ポツンと一軒、食堂らしき建物が見えた。

あそこにしよう。

え・・・。大丈夫かな?
その食堂らしき建物は、古びており、とてもじゃないが営業しているようには見えない・・・が。
営業中、とのぼりが立っていた。
つづく。
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